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土石流の被害を防ぐ。広島ががら山実証実験プロジェクト、始動。

2019.11.27

今年も日本各地でこれまでに経験したことのない大雨で大きな被害を受け、「今まで大きな災害がなかったから」は、安心の理由にならなくなっています。

そうした中、「被害が大きかった土石流の発生を予測したい」という思いから、広島大学防災・減災研究センターに所属する6人の研究者が結集し、「ががら山実証実験プロジェクト」に取り組むこととしました。

広島大学東広島キャンパスの広さは、東京ドームおよそ53個分。その敷地の中に標高331メートルのががら山があります。ががら山は縄文時代の住居跡が点在しているなど、古くから人が生活の場となっているところですが、1999年と、昨年の7月豪雨災害の2度にわたり土石流が発生しています。

そこで、地下水の日々の水温や水圧の推移や、雨が降った時の地形のわずかな変化など、土石流のメカニズム解明に向けた基礎データを蓄積していきたいと思います。

今回のクラウドファンディングの資金300万円では、まず、ががら山の山頂1ヶ所に、ボーリングをして観測井を設けます。

また、地下水のデータを集めるための機器や、地形の観測を行うためのGPS/GNSS衛星測位システムを設置し「ががら山実証実験フィールド」を整備します。令和2年3月に観測準備を行い、実際の観測は、令和2年4月から令和3年3月までの1年間実施する予定としています。

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