特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン

Good Willネットワーク【東北⇒熊本】西原村と益城町訪問

2017.03.20

Good Willネットワーク【東北⇒熊本】西原村と益城町訪問

2017年3月7日

西原村、益城町、熊本市内訪問

レポート:一般社団法人NOOK瀬尾夏美

熊本地震における民間支援団体のネットワーク組織「よか隊ネット」のみなさんにご案内いただき、被災の大きかったエリアを訪れた。また、そこで活動をしている方々にお会いし、お話を伺った。

熊本地震の被災のあとで、自ら行動を始めている方々にお会いすることが出来た。一件目のNoroshi西原のみなさんは、被災した古民家の再生プロジェクトや家屋解体が終わった土地への花植えを行っていた。いずれも東日本大震災以後の被災地でも同じような活動が行われており、災厄からの立ち上がりの所作として、人の居場所をつくることや風景に色を与えていくことがあるのだと再認識した。また、地元のお茶農家の男性にお会いし、農業従事者が減ってきていた状況のなかで震災が起きたが、それでもこの土地の農業を守り進めていきたいと言う言葉とそれを語る表情には、非常に力強さを感じた。

益城町の地滑りのあった集落では、道路の被災が大きかったり、再びの土砂災害への懸念からいまだ立ち入りの難しい地域がある。たとえば、自宅近くの田畑での農作を生活の一部としていた方たちにとって、住宅を別の安全な場所に建てる、というだけでは、十分な生活再建とは言えないかもしれない。生きがいを見出すことや安心して参加出来るコミュニティづくりなどへの中長期的な展望を持った支援は、東北の被災地同様、熊本でも重要なことであると考えられる。5年先にノウハウを積んでいる東北が、15年先に経験を重ねている神戸に学びながら熊本と連携していくなど、今後起きるであろう災害を見越しながら、災厄後の支援のノウハウを、被災経験地間の横の繋がりを通してブラッシュアップしていくことが大切だと思う。

写真©️NOOK

3月20日 2017

NPO のみなさまへ

あなたの活動を「いまできること」で広く伝えていきませんか?
現在行っている支援活動の内容をお寄せください。

情報提供フォーム