特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン

Good Willネットワーク【熊本⇒東北】仙台市訪問 レポート②

2017.05.03

Good Willネットワーク【熊本⇒東北】仙台市訪問 レポート②

東北視察2日目 仙台市内 訪問
2017年3月15日

レポート作成者:こころをつなぐ よか隊ネット 高木由美

○ワークショップ参加

参加者のみなさんと一緒に震災からの6年を振り返るワークショップを体験。演出家・ダンサーの西海石みかささんの進行で、心と体の緊張をほぐした後、これまでの道のりを振り返るワークを行い、全員でお互いの話を分かち合いました。通常はメモリアル交流館で実施しているそうですが、参加者の方の子供さんが小さい為自宅を提供していただきワークショップを体験しました。通常は2時間、最大6人で行うとのこと。時間を超過してしまいましたがとても良い分かち合いが出来ました。日ごろは人には話さない心の中のこと、自分では気づいていなかったことなどワークを通して見えてくるものや感じるものがありました。安心して話せる場を作って頂いたことに感謝しています。

○農園レストランでランチしました

メモリアル交流館のすぐ近くにある農園レストラン「もろやファームキッチン」でランチしました。自家栽培の米、野菜をふんだんに使い、旬にこだわり、美味しい食事を提供して頂きました。その日取れた野菜でメニューを考えるそうです。身体にも心にもやさしいランチで満足しました。

○せんだい3.11メモリアル交流館の見学

震災の記憶を未来に伝えていく為の活動が行われている。

常設展示:過去・現在・未来という時間軸にそって、地域の歴史や震災復興に関わる事実の記録と、ひとりひとりの私的な記憶とが交錯する壁面。東日本大震災の実像を伝える映像。記憶や思い出をのこし共有するための仕掛けを備えた階段や廊下。被災の痕跡が素材に刻まれたテーブルや床。散りばめられた様々なモノを手掛かりに、ともに考え対話するための現場です。

・震災と復興の記憶(壁面展示)は被災した土地がどんな被害を受けどのように復興を進めているか時間に沿って紹介

・沿岸部の町をジオラマで作成。被災者から話を聞き家の形、屋根の色など再現し、誰が住んでいたか名前も書かれていた。

・仙台沿岸イラストマップは佐藤ジュンコ氏(イラストレーター)が作成。今でも追加作成されている。

メモリアル交流館・交流係の飯川さんに館内を案内して頂きました。1階の交流スペースでは詩人の武田こうじさんと愛犬のミルクにお会いしました。時々交流スペースに来られるそうです。また機会があればお会いしたいと思います。2階の廊下にあるイラストマップは今も追加で書き足しされているそうで、楽しいマップが出来ていました。常設の壁画展示は震災前、震災後の同じ場所の変化などを展示していました。すぐ横には沿岸部の町をジオラマで再現されていました。被災者から聞き取りをし、家を再現し名前を記録されていましたが集落や木々が無くなってしまったことを考えるとは悲しいものでした。屋上庭園では周辺を見渡せて、駅を境に開発されている側と畑が広がる側とに分かれていました。駅の片側では開発が進み大人数収容のライブハウスや店などが出来ているとのことでした。最後に津波で被災した名取河川口域のメダカ野生個体群復元の話を伺いました。残っているメダカを水槽で飼っていていずれは自然に戻すそうですが、多くの水路がコンクリート作りになり、戻せる場所自体が少なくなってきているそうです。

メモリアル交流館を出た後、海岸近くに行ってみました。海岸近くに手作りのフェイクのバス停がありました。記録で同行していた小森さん達が企画してバス会社にも協力してもらって一度だけバスを走らせたそうです。日時も記入されていました。

○一般社団法人パーソナルサポートセンター

益城町支え合いセンターのアドバイザーをしているPSCを訪問しました。仙台市の応急仮設住宅の供与期間が3月31日までのため、転居支援などとても忙しそうでした。少ない時間でしたが事務所見学や職員の話を聞くことが出来ました。

5月3日 2017

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