取材班による現地レポート

復興へのあゆみ vol.3 土のう不足と戦う毎日。まだ、落ち着いてなんかいない

2019.07.01

JAえひめ南立間中央支所 みかんボランティアセンター 清家 嗣雄 さん

土のう不足と戦う毎日。
まだ、落ち着いてなんかいない

清家さんは災害後、全国から集まるみかんボランティアの調整役を担いました。発災当時は、行政や農協、農家が混乱している状況の中で、現場の要望を把握し、ボランティアの人員をどのように割り振っていくかなどで追われていたそうです。収穫作業が落ち着いた今でも、園地の復旧作業などまだまだ要望は絶えません。

企業や学生ボランティアの皆さんが週末を利用して参加

現在の活動は園地の復旧が中心。崩れた園地を復旧させるためには大量の土のうが必要になります。しかし、土のう作りは人力での作業のため人手が足りないのが現状です。

手作業のため時間と労力が必要です。重機を利用して1度に4袋の土のうができる仕組みを若手農家が考案するも追いつきません。

今後摘果作業が始まり、9月下旬ごろからは収穫作業が始まります。そのため、園地の復旧作業に集中できるのは今しかありません。吉田町内にある土のうステーションでは土のうが補給されてもすぐになくなり、1,000個の土のうが1日でなくなってしまいます。県外の企業や学生、NPO団体などに週末を利用してボランティアに参加してもらっていますが、現場は落ち着かない状況が続いています。

土のうステーションは補給してもすぐになくなる状況

清家さんはみかんボランティアセンターの運営を通して、「宇和島ミカンのためなら」という参加者からの声を何度も聞いてきました。支援をしてくれた人、楽しみにしてくれている人のために今年も美味しいミカンを届けられるよう、農家への支援を続けていきたいと話してくれました。

■みかんボランティア募集
【作業時間】午前8時30分〜午後4時
※詳しくは、ホームページ( https://www.mikan-supporter.life/ )をご覧ください。
【申込・問合先】JAえひめ南 みかんボランティアセンターTEL:52‐2939

JAえひめ南立間中央支所 みかんボランティアセンター 清家 嗣雄 さん

プロフィール
みかんボランティアセンターのセンター長として、農家のニーズの把握とボランティアのマッチング作業を行っています。

広報うわじま 7月号 No.168より
(令和元年7月1日発行)

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