取材班による現地レポート

復興へのあゆみ vol.10 私にもできること

2020.02.01

復興へのあゆみ vol.10 私にもできること|いまできること - 平成30年7月 豪雨|宇和島

杉田 和男 さん(吉田町)

テストh2

テストh3

平成30年7月豪雨により、自宅付近を流れる河川が氾濫。杉田さんの自宅は床上浸水の被害を受けました。介助が必要な母を2階に避難させる間に膝上まで水が迫り、浸水した水で部屋のドアも開けられない状態となりました。1階の荷物を取りに行く間もなくあっという間の出来事だったと話します。

災害時に助けを待っている時間はない―。このことをきっかけに、自分たちでできる備えの大切さを実感したそうです。また、自分だけではなく地域で防災意識を高めることが必要であり、地域の中で助けが必要な人の情報を把握することが大切だと考えました。

復興へのあゆみ vol.10 私にもできること|いまできること - 平成30年7月 豪雨|宇和島

災害時の写真を時系列ごとに収集

その後、自治会で地域防災について話し合い、「防災避難マップ」を制作。この世帯は何人家族なのか、障がいのある人や高齢で見守りが必要な人はどれくらいいるのかなど地区内の各戸を訪問し、世帯の状況を聞き取りました。その情報をもとに、住宅地図と関連づけた防災避難マップを制作し、緊急連絡体制も見直しました。

さらに、当時の様子を記録したいとの思いから災害時の写真収集に取り組んでいます。知人などから、町内各所の写真を集めて冊子にしました。

復興へのあゆみ vol.10 私にもできること|いまできること - 平成30年7月 豪雨|宇和島

御殿内1区国安川(午前6時30分ごろの様子)

写真には、7月7日早朝の様子や少し時間が経過してからの写真などがまとめられています。「こんな高さまで水が迫っていたのかなど、普段の生活からは信じられない様子の写真も多い。

復興へのあゆみ vol.10 私にもできること|いまできること - 平成30年7月 豪雨|宇和島

西小路国道56号線沿い(午前11時30分ごろの様子)

しかし、これは実際に起きたことであり、またいつ起こるかわからない。当時の様子を記録し、災害への防災意識をいつまでも忘れないよう残し続けたい」と話してくれました。

杉田 和男 さん(吉田町)

プロフィール
平成30年7月豪雨以降、地域防災における自助・共助の大切さを実感して防災士の資格を取得。また、自治会や社会福祉協議会と協力して、「防災避難マップ」を制作するなど、地域防災力向上に努めています。

 

広報うわじま 2月号 No.175より
(令和2年2月1日発行)

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