「蛙化現象ってクズなのかな?男性はどう感じるのか、彼をまた好きになることがあるのか知りたい!」
蛙化現象(かえるかげんしょう)と呼ばれる「好意を持たれた途端に相手が嫌になってしまう」状況は、クズなのかなと心配になりますよね。
男性は蛙化現象をどう感じるのか、一度嫌になった彼をまた好きになれる日は来るのかなど疑問を持っている人もいるでしょう。
- 蛙化現象になるのってクズなの?
- 蛙化現象について男性はどう思うんだろう?
- 蛙化現象で一度嫌いになった彼をまた好きになれる?
など、蛙化現象になったことがある人や悩む人は、いろいろなことが知りたいはず。
そこで今回は、蛙化現象の症状の内容や蛙化現象は本当にクズなのか、男性はどう思っているのかなどをお話ししていきます。
さらに嫌になった彼をまた好きになれるのか、蛙化現象に陥りやすい人の性格や特徴なども触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
蛙化現象ってそもそも何?どうしてそういう名前がついたの?

蛙化現象というのは少しユニークな名前ですよね。
まずは蛙化現象とはそもそも何なのか、名前の意味や由来についてご紹介していきます!
- 蛙化現象ってそもそも何?
- なぜ蛙化現象と呼ばれるの?
- 蛙化現象は男女で陥りやすさに違いがある
蛙化現象について詳しくお話ししていくので、チェックしてみてください。
蛙化現象ってそもそも何?
蛙化現象というのは、恋愛における心理状態の急激な変化を表す言葉です。
ほとんどの場合で蛙化現象は自分の意思とは無関係に起こり、どうして自分がそうなってしまうのか理解できません。
最近は、ネットなどで蛙化現象について紹介しているサイトや体験談を投稿しているブログなども増えてきました。
この蛙化現象は、もちろんオタマジャクシや人間がカエルになってしまうというそのままの意味ではありません。
例えば誰かを好きになった時に、その相手が自分に好意を持ってくれた途端に興味を失ってしまうことってありませんか?
好きだった相手が急に嫌いになってしまい、好きだった相手が急に生理的に気持ち悪いと思ってしまう現象です。
このような自分が今まで好きだった相手に対して、両思いになった瞬間に気持ちが180度変わって嫌になってしまうことを「蛙化現象」と言います。
相手からすれば「先に好意を示してくれたから興味を持ったのに、一体何なの!?」と思われてしまうことも少なくありません。
なぜ蛙化現象と呼ばれるの?
では、なぜこのような現象を「蛙化現象」と呼ぶのでしょうか。
実は世界の名作童話の「グリム童話」に登場する「カエルの王様」という話が由来になっています。
グリム童話の「カエルの王様」のストーリーは、ちょっとワガママなお姫様が登場しますが非常にファンタジーな内容です。
ある国に美しいお姫様がいました。
お姫様は湖のほとりで過ごしている時に、金の毬を水の中に落としてしまいます。
手を伸ばしても取れずに困っていると、カエルがやってきて「僕の望みを叶えてくれるなら毬を取ってきてあげる」と言いました。
お姫様は「何でも叶えてあげる」と約束し、カエルは湖の中から金の毬を取って来てくれました。
お姫様は大変喜んでカエルにお礼を言い、何が望みか尋ねます。
するとカエルは「お金や宝石はいらない。ただ君と一緒に食事をして、君に僕のお世話をしてもらいたい。夜は同じベッドで眠りたい」と言いました。
驚いたお姫様は「気持ち悪いカエルと一緒に暮らすなんて嫌だ」とお城に逃げ帰ってしまいます、
しかし、追いかけて来たカエルに事情を聞いた王様は「相手が誰であれ約束は守るべきだ」と言います。
王様に言われたお姫様は気持ち悪いカエルとしばらく過ごすのですが、ついに我慢できなくなり、ある時カエルを掴んで壁に投げつけてしまったのです。
すると、何とカエルは大変美しい王子様の姿になり、お姫様はビックリ。
一目惚れをしたお姫様は王子様と結婚し、2人は仲良く暮らすことになったのでした。
これがグリム童話の「カエルの王様」の簡単なストーリーのあらすじです。
「単純でワガママなお姫様だな」と感じた人も多いのではないでしょうか。
「カエルの王様」のストーリーは大嫌いだった醜いカエルが美しい王子様だと知って気持ちがコロッと変わってしまうお姫様のお話です。
好きな人をいきなり嫌いになってしまう蛙化現象とは真逆のパターンですね。
しかし恋愛感情が一瞬にして変わるところに共通点が見られることから、好きだった人に対する気持ちの急変のことを「蛙化現象」と呼ぶようになりました。
もしかしたら、「自分もなった覚えがある」「今まさにそれ」という方もいるかもしれませんね。
蛙化現象は男女で陥りやすさに違いがある
蛙化現象はグリム童話の話からも女性に多いイメージですが、実は男性でも見られます。
ただし男女で蛙化現象になる状況や陥りやすさには違いがあるのは事実です。
女性の場合は相手に対する行動や発言への違和感や嫌悪感、自分自身への気持ちの変化が影響していますが、男性の場合はもっと本能的な部分が関係しています。
どういうことかというと、男性は気になる女性を落とすまでは「絶対に自分のものにしたい」という獲物を狙うハンターのような獲得欲を感じているのです。
この獲得欲の本能は、狩猟をしていた原始時代の名残りであるとも言われています。
狩猟本能が強い男性は、女性を落とすまでは熱烈で積極的にアプローチしてくるのが特徴です。
しかしいざ狙っていた女性を手に入れると獲得欲が満たされてしまうため、両思いになって付き合いだした途端に態度が変わります。
連絡が極端に減ったり、冷たくなったり、バレても構わないと思っているため分かりやすい浮気をしたりするようになることもあるのです。
ここまでひどくなくても、手に入った途端扱いが雑になったり、好きだと言ってくれなくなったりすることもあります。
女性からすれば最悪ですよね。
ただしこのような厄介な蛙化現象は、浮気性で遊び人の人だけに起こるものではありません。
真面目そうに見える男性でも女性でも、どちらでも年齢に関係無く起こる可能性があるのです。
蛙化現象の具体的な症状は?こんな状況に陥っていたら注意!

好きな人と両想いになった状況で蛙化現象に陥ってしまうと、主に以下の4つの症状が見られます。
- 相手に生理的な嫌悪感を覚える
- 相手とのスキンシップに抵抗感を覚える
- 相手に会いたくなくなる
- 全てをシャットアウトして現実逃避したくなる
好きな人に対する気持ちとしては、どれもかなり深刻な症状ですよね。
続いてこの4つの症状について詳しく確認していきましょう!
相手に生理的な嫌悪感を覚える
蛙化現象に陥ると、好きな相手に生理的な嫌悪感を覚えるようになります。
一緒にいるだけで相手を「気持ち悪い」と思ってしまい、近くにいることさえ耐えられなくなってしまうことも。
さらに話しかけられることさえ嫌になり、相手が目の前で笑っているだけでイライラしたりストレスを感じたりすることもあるでしょう。
生理的な嫌悪感を感じている時は、一度は好きになった相手であるにもかかわらず、好きな人の存在を全て否定したくなります。
相手とのスキンシップに抵抗感がある
蛙化現象では相手とのスキンシップにも抵抗感を覚えます。
ただ軽く手や肩に触れてくるだけでも、不愉快な気持ちになってしまうことも多いのです。
片思いの時は好きな人に対して「手を繋ぎたいな」「頭をポンポンされたいな」などと甘い想像をしていた人でも起こります。
まさに相手が好意を返して来た瞬間に、一切そのような願望は無くなってしまうのです。
軽いスキンシップも「気持ち悪い」「うざい」と考えてしまうため、それ以上のキスやハグなどをされると完全に引いてしまうでしょう。
もはや相手が近くにいて視界に入るだけでも苦痛に感じてしまうはずです。
なぜかわからないけれど相手に会いたくない
蛙化現象では軽い症状なら「相手に会いたくない」と考える程度で済む場合もあります。
ただしデートに誘われると特別な理由が無くても断りたくなりますし、職場や学校で会ってしまう時は休みたくなってしまうことも。
普通に会って会話をすることも嫌になりますので、決して普段の心理状態とは言えません。
さらに蛙化現象の症状が悪化すると、「道でばったり会ったらどうしよう」「LINEが来たら嫌だな」などネガティブな気分がどんどん大きくなっていきます。
現実逃避的な行動をとる
もっと蛙化現象が進むと、相手に会ってしまう状況を避けるために現実逃避的な行動をとるようになります。
家に引き籠りがちになったり、相手と繋がっているLINEやSNSを全て拒否してブロックしたり、もう嫌われても構わないという思考に陥る人もいるでしょう。
もし共通の友人や知り合いがいる場合は、その相手と関わることすら嫌になります。
好きな相手と同じように完全にシャットアウトしてしまうかもしれません。
それまでは会いたくてたまらない人だったり、連絡をワクワクしながら待っていた人に対して全否定の気持ちになってしまうのは不思議ですよね。
しかし理屈ではなく、相手が嫌な気持ちも自分自身でも説明できません。
相手に何か言われても「何となく嫌になった」「理由はわからないけどイヤ」としか言えないでしょう。
その状況で相手や周りの人に問い詰められたり非難されたりすると、イライラやストレスは限界に達してしまうこともあります。
蛙化現象ってクズ?された男性はどう感じる?彼の心理を解説

実際に蛙化現象に陥ってしまった時、相手は態度の急変をどう感じるのでしょうか。
ここでは女性が蛙化現象にハマってしまった時の彼の心理などを詳しく見ていきましょう!
- 相手をクズだと感じる女性男性は多い
- それ以上に自分をクズだと感じて自己嫌悪に陥る女性も多い
相手をクズだと感じる女性男性は多い
両想いになって付き合いだした途端に蛙化現象で態度が変わってしまうと、相手の彼氏は態度を変えた女性側を「クズだな…」と思ってしまう場合が多いようです。
これは当然かもしれませんね。
付き合った途端に「会いたくない」「触らないで」「連絡してこないで」という態度を取られるのは相手からすれば意味が分かりません。
「なんだこいつ……最悪」と思われても仕方ないでしょう。
実際に蛙化現象で2人の関係が悪化し、そのまま別れてしまうカップルは珍しくないようです。
蛙化現象の原因を考えて、相手の気持ちが落ち着くまで辛抱強く待ってくれる人ばかりではありません。
蛙化現象に陥ってしまった段階で自分は相手のことが決定的に嫌になっており、相手もその態度や雰囲気には強い不満を感じています。
したがって売り言葉に買い言葉で喧嘩別れ、または音信不通にすることでそのまま自然消滅となってしまうリスクは非常に高いと言えるでしょう。
それ以上に自分をクズだと感じて自己嫌悪に陥る女性も多い
蛙化現象に陥ってしまった本人が自分自身をクズだと感じてしまうことがあります。
蛙化現象では相手に「クズだな」と思われやすいのですが、それ以上に自己嫌悪に陥るのですね。
いきなり態度を変えて冷たくしてしまうのが最悪なことは、自分でもよく分かっているのです。
また彼に対しては嫌悪感もありますが、同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになっています。
蛙化現象が起こってしまうと、相手を嫌う以上に自分に対して自己嫌悪の感情も湧いてしまうのが厄介ですね。
実際に蛙化現象を何度も繰り返していて、その後の恋愛に対して消極的になってしまう人もいます。
「私って本当に最低だな」「誰かを好きになる資格なんて無いかも」と考えて、恋愛することすら怖くなってしまうのです。
蛙化現象に陥ってしまうのはなぜ?なりやすい性格はある?

しかし不思議なのは、こんな厄介な蛙化現象はなぜ起こってしまうのかということですよね。
世の中には好きな人と楽しく付き合っているカップルはたくさんいるので「自分だけどうして?」と考えてしまうのも無理はありません。
一般的に蛙化現象になりやすいのは、次のような性格の人だと言われています。
- 自分に自信がない、自尊心が低すぎる女性
- 異性や恋愛に対して理想が高すぎる女性
- 追われるよりも「追う恋愛」が好きな女性
ここからは、上記3つの蛙化現象に陥りやすい女性の性格についてチェックしていきましょう!
自分に自信がない女性が陥りやすい
蛙化現象に最も陥りやすいのは、自分に自信がない女性です。
自分に自信がない女性は恋愛モードになっても悪いことばかり考えてしまいます。
- あの人はどうしてこんなに可愛くない自分のことを好きになったんだろう?
- こんな魅力が無い自分は絶対にあの人に釣り合ってない
- もしかして好きって言われたのは騙されてるか嘘なのかも!?
- 遊ばれて捨てられるぐらいなら自分から離れた方がいい
- きっとすぐに別れることになるから最初から深い関係にならない方がいいんだ……
自分に自信がなくて自己肯定感が低い女性は、楽しい恋愛の始まりの段階でこのようなネガティブな思考に陥ってしまうことがあります。
そのためまだ始まって間もない状況なのに、すぐに相手を自分から遠ざけようとして蛙化現象が起こりやすくなるのです。
彼が自分を好きになってくれたのは、自分が頑張ったからだと自信を持つことが出来ないのは致命的な弱点かもしれません。
悪いことばかり考えてしまうのでは、素敵な関係を築くのは困難でしょう。
ここまで見てきたように、蛙化現象はとても面倒な症状です。
蛙化現象さえ起らなければ、好きな人と両想いになって普通の幸せな恋愛ができるのに何だかとても残念ですよね。
相手への理想が高すぎる女性も危険
さらに相手への理想が高すぎる女性や、恋愛意識が高すぎる女性もかなり危険です。
このような女性は理想と現実のギャップを受け留めきれず、極端な思考に陥ってしまうことがあります。
たとえば次のような思考です。
- 優しくて格好良くて最高な人だと思ってたのに実際は少し違っていた
- 何でもできて仕事もバリバリしてるから好きだったのに意外とだらしない一面があった
- 私は初めての彼なのに彼には元カノがいた…信じられないし気持ち悪い
- ラブラブな関係になりたかったのに連絡が少ないからもういい
- 私の王子様はもっと完璧な人じゃないと無理!
相手への理想が高すぎる女性は、よく言えばピュアで真面目な性格ですね。
少女漫画や恋愛映画へのあこがれが強い人もいるでしょう。
しかし冷静に考えてみると、世間知らずで夢見がちな性格とも言えます。
理想が高すぎると、実際に男性と付き合った時に幻滅することも多くなるでしょう。
完璧な男性がいるわけはなく、誰しも欠点やかっこ悪いところを持ち合わせていることになかなか気づけません。
そしてその結果、蛙化現象に陥りやすくなってしまうのです。
相手に対する理想が高すぎる女性は、恋愛経験を重ねると次第に現実が見えてくるケースもあります。
しかしそこに至るまでは、幾度となく蛙化現象で悩んでしまう人も多いようです。
男性的な「追う恋愛」を好む女性にもよく見られる
また恋愛のタイプには「追いかけられる恋愛」を好む人と、「追う恋愛」を好む人がいます。
一般的に女性は男性に追いかけられる恋愛を好む人が多いですが、中には男性を追いかける恋愛を好む人もいますよね。
追う恋愛を好む女性は、男性のように獲得欲が強いタイプです。
したがって好きな相手に猛アプローチを仕掛け、相手が自分を好きになった瞬間に満足してしまうことがあります。
そして自分が追いかけていたにも関わらず、いざ相手が自分に近付いてくると「あ、もうこれ以上は無理」「面倒くさいな」という蛙化現象を起こしてしまうのです。
当然相手は「え!どういうこと!?」と戸惑い、場合によっては「最悪な女にもてあそばれた」と考えてしまうでしょう。
追う恋愛を好む女性は肉食系で積極的な女性が多いため、頻繁に蛙化現象を起こしていることがあります。
そのため、周りの人から遊び慣れた擦れたイメージや次から次へと相手を変えている女というイメージを与えてしまうのが厄介ですね。
蛙化現象に陥っても相手をまた好きになることはできる?

ここからは蛙化現象に陥ってしまった時の対処法やツラい時期を乗り越える方法についてお話ししていきますね。
- 蛙化現象は十分克服可能
- まず、相手としばらく冷却期間を設ける
- 1人で過ごす時間を増やし、自分の気持ちと向き合う
- 自分が恋愛相手に求めるものをはっきりさせる
- 自分に自信をつけるための努力をする
- 相手に対して「〇〇してくれない」という気持ちを持たない
蛙化現象は十分克服可能
まず現在、蛙化現象に悩んでいる人も安心してください。
蛙化現象は十分克服可能です。
蛙化現象に陥りやすいタイプの人は、恋愛が出来ないことで悩んでいる人が多いものです。
恋愛をしても、どうせまた蛙化現象でダメになってしまうと思ってしまうためですね。
しかし蛙化現象に陥ってしまっても、絶対に恋愛が出来ないわけではありません!
たとえ一度嫌になった相手でも、もう一度好きになることは十分可能です。
一度なった人なら分かるかと思いますが、蛙化現象は自分でも驚くほど一瞬にして気持ちが変わりますよね。
昨日まで好きだったのに今日は嫌い、という状況も普通に起こります。
したがって気持ちが一気に変わった場合は、その逆もまた起こる可能性があるということです。
もし何かのきっかけで気持ちが再びポジティブになった時、その気持ちをしっかり維持できれば蛙化現象は克服することができます。
まず、相手としばらく冷却期間を設ける
相手には「忙しくなった」「少しだけ時間がほしい」などの理由を付けて、しばらく冷却期間を設けてみましょう。
蛙化現象を克服するためには、嫌だなと思った時にすぐに相手を拒絶しないことが重要です。
相手が積極的に近付いて来なくなれば、自分の心に余裕が生まれます。
生理的な嫌悪感なども少し和らぐかもしれません。
そしてその冷却期間中に、自分がなぜ相手を好きになったのか思い出してみてください。
すると、相手の良さや好きになったきっかけなどがよみがえってくるでしょう。
改めて、相手のことを好きだった自分に立ち返ることができるようになります。
相手の良さを思い出すことができると、蛙化現象は少しずつ落ち着いてくるはずです。
1人で過ごす時間を増やし、自分の気持ちと向き合う
自分の気持ちを整理するためには、1人でゆっくり過ごす時間を増やすことも大切です。
自分の恋愛感情は本物だったのか、それとも恋に恋していただけなのか、しっかり考えてみてください。
好きな音楽を聴きながら、温かいお茶を飲み、ゆったり落ち着いた気持ちで振りかえってみましょう。
お散歩しながら考えるのもおすすめですよ。
しかし考えや気持ちがまとまらない場合は、仲良くしている親しい友人や恋愛経験が豊富な人に相談してみるのもいいですね。
そうして自分自身への理解が深まれば相手を受け入れる心の準備も次第に整ってくるでしょう。
自分が恋愛相手に求めるものをはっきりさせる
理想が高すぎる場合は、自分が恋愛相手に何を求めているのかはっきりさせることも必要になるでしょう。
理想と現実でギャップがあった場合、絶対に譲れない条件が当てはまっていないなら別れた方がいいですよね。
でももし妥協できることなら、一時的に距離を置いて対応するのものひとつ方法になります。
相手が理想と違ってもまた別のときめきを与えてくれる可能性は十分あるのです。
そもそも100%完璧な人など、この世にほとんどいないでしょう。
蛙化現象を克服したいなら絶対に譲れない条件と、妥協できる条件は明確に区別しておくことが大切です。
自分に自信をつけるための努力をする
蛙化現象を繰り返さないためには、自分に自信をつけることも重要です。
恋愛は対等な関係で成り立つものなので、相手に対して劣等感を感じたり「自分なんて」という気持ちがあったりすると上手くいきません。
相手が振り向いてくれて両思いになれたのは、あなたが魅力的だからです。
そのことをしっかり理解して、さらに自分に自信をつけるための努力を始めてみてください。
自分に自信をつけるには外見も内面も同時に磨いていくのがおすすめです。
一例として、自分に自信をつけるためには次のような方法があります。
- 自分に似合うメイクやヘアスタイルを研究してみる
- ダイエットや筋トレをして理想的なスタイルを手に入れる
- オシャレな人の真似をしてファッションにこだわってみる
- 周りに自慢できるような資格を取る
- これだけは負けない!という特技を習得する
自信をつけるのは一朝一夕では難しいので、日々の頑張りが必要ですね。
今よりも魅力的な人間になって少しずつ自尊心を高めていきましょう。
相手に対して「〇〇してくれない」という気持ちを持たない
蛙化現象は、相手に対する願望や要望が大きすぎる場合に起こりやすいと言われています。
この状況を改善するためには、相手に対して「〇〇してくれない」という気持ちを持たないということも覚えておいた方がいいでしょう。
相手に求める期待が多ければ多いほど、失望することは大きくなります。
「LINEは送ったらすぐに返事して」「毎晩電話して欲しい」「記念日は旅行したい」などと期待してしまうことってありますよね。
でも、忙しい人もいれば電話が嫌いな人もいるので、誰もが必ず対応できるわけではありません。
極端な例ですが仮に「毎朝絶対6時にコールして好きって言って」とお願いされると「無理なこともある」とわかるはずです。
何度もガッカリして嫌気がさしてしまうなら、相手への要望は最小限に留めておくべきです。
そうすれば些細なことでも相手への好感度は高まりますね。
ありのままの相手を受け入れる気持ちがあれば、一緒にいるだけで嬉しくなるはず。
自然に「ありがとう」「すごいね」「嬉しい」などポジティブな言葉も増え、良好な関係を維持することができるようになるでしょう。
蛙化現象は自分が陥りやすい原因を見極めることで、しっかり克服していくこともできるのです!
まとめ

両想いになった瞬間に相手が嫌になる厄介な「蛙化現象」の原因や克服法などについてお話ししてきました。
これまで原因の分からない蛙化現象に悩んでいた人は、自分なりの解決策は見つかりましたでしょうか?
今回ご紹介してきた蛙化現象に関する主なポイントを最後にもう一度チェックしておきましょう。
- 蛙化現象とは、好きだった相手と両想いになった途端に相手のことが嫌になる現象のこと
- 名前の由来はグリム童話「カエルの王様」の「お姫様の気の変わった様子」に関係している
- 主な症状は「相手への生理的な嫌悪感や抵抗感」「ネガティブな気分になる」など
- 蛙化現象になりやすいのは、「自分に自信がない」「理想が高すぎる女性」「追う恋愛が好きな女性」など
- 蛙化現象に陥った時は、冷却期間を設けて自分の気持ちとしっかり向き合うことが大切
- 自分に自信をつけるとともに、相手に理想を押し付けすぎないことも重要!
蛙化現象に陥りやすい人でも原因を解決できれば克服できる可能性は十分あります。
楽しい恋愛をするためにも、焦らずに自分で変わっていく努力を始めてみましょう!