「恋人と別れたいと思ったら終わり?それとも別れを決断する前にじっくりと考えるべき?」
別れたいと思ったら恋人とはもう終わりなのでしょうか。
恋人と別れたい時に考えることは男女別は違うのか、なども知りたいと思いますよね。
- 別れたいと思ったら終わりなの?
- 別れを決断する前にやるべきことは何?
- 絶対に別れた方が良いケースは?
など、今まさに恋人と別れるか迷っている人は気になっていることでしょう。
そこで今回は、別れたいと思ったら終わり?別れるべき?という疑問についてお話ししていきます。
さらに、別れたいと思ったら考えるべきことや、迷わずすぐ別れるべきパターンも紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね!
- 「別れるべきケースか」「別れない方が良いケースか」を慎重に考えてから決断する
- 男性が彼女と別れたいと思ったら様々な視点から2人の関係を見直す
- 女性は自分の気持ちとしっかり向き合ってみることが大事
- 恋人と話し合って冷却期間を置いて、もう一度話し合う
- 共通の友人知人に意見を求めるのもあり
- 「モラハラ」「DV」「借金」「依存症」など場合は、すぐに別れる
別れたいと思ったら終わり?別れたいと思ったら別れるべきなの?

恋人との別れを考え始めたとき、「本当に別れるべきなのか?踏みとどまるべきか?」と、多くの人が悩むでしょう。
ここでは、その悩みを解消するためのヒントとして、以下の2つの項目についてお話ししていきます。
- 別れるべきケースと別れない方が良いケースがある
- 実際にもさまざまな意見がある
では、順に解説していきますね!
別れるべきケースと別れない方が良いケースがある
恋人と別れたいと思ったとき、その気持ちに従ってすぐに決断を下すべきではありません。
なぜなら、本当に別れるべきケースと別れない方が良いケースがあるからです。
恋人との関係を続ける中で、別れを考えたことがない人はほとんどいないでしょう。
一度も喧嘩したことがなくて、相手を好きな気持ちがずっと持続している…そんなカップルは非常に珍しいです。
そのため、別れたいと思う瞬間があるのはごく自然なことと言えます。
「別れるべき」「別れない方が良い」それぞれのパターンの特徴は以下の通りです。
- 別れるべきケース…関係を続ける中で、心身共に傷つき疲弊するような出来事が多い
- 別れない方が良いケース…関係がマンネリ化していたり、相手のちょっとした欠点が目についている状態
上記の通り、関係を続ける上であなた自身が苦しみ傷つくことになるか、単に相手との関係に不満があるだけかが1つの判断基準となります。
付き合っていく中で、マンネリ化や悪い部分が見えてくるのは当然のことです。
むしろお互いをちゃんと分かり合い理解するためには、必ず乗り越えなくてはいけない通過点でしょう。
実際にもさまざまな意見がある
別れたいと思ったら迷うことなく別れるべきなのか?それとも別れない方が良いのか?
その点に関しては、人それぞれに意見が全く異なっています。
では、実際にネット上で見られた意見を紹介していきますね!
「別れたいと思ったとき、まずは解決策を見つけ出すために相手と向き合う時間をしっかりと作った。」
「別れるべきか迷ったときは、恋人から何か学ぶことがあるかどうか考えてみる。
その上で理想的な関係じゃないと思ったら、別れて次のステップに進むのが自分にとってはベストな選択。」
「相手のことが好きすぎると、関係が上手くいってないときに別れるか続けるかはっきりさせたい気持ちになることがある。
けど、白黒はっきりさせない方がいいことは沢山ある。」
このように、「すぐに答えを出すべきではない」という意見は多く見られました。
しかしそれとは反対に、「別れたいと思ったら即終了」という考えを持っている人も少なくはありません。
「自分自身、恋人の嫌な部分を知ると顔も見たくないと思ってしまう性格。
だから、別れたいと思ったら考え込む前に別れを選択する。」
「欠点が気になったら、その後関係が続かないと思う。
別れを迷うのは情があるからで、我慢して結婚なんてしたら相手に嫌悪感すら感じてしまいそう。」
別れたいと思う理由は人それぞれで、その後どんな決断を下すかも人によって異なるのです。
いずれにせよ、最も大切なのは別れたあと自分が後悔しないかどうかでしょう。
男性版!彼女と別れたいと思ったら確認すべきことと考えるべきこと

彼女と別れたいと思ったときは、決断を下す前に様々な視点から2人の関係を見直すことが大切です。
ここでは、彼女と別れたいと思ったら確認すべきこと・考えるべきことを6つ紹介していきます。
- 彼女がいない生活を想像してみる
- 仕事などが忙しすぎる状況ではないか考える
- 自分が彼女の何が嫌なのかしっかり考える
- 彼女の嫌な部分がなくなったら一緒にいられるか考える
- どちらかが精神的・経済的に依存していないか考える
- 嘘をついたりつかれたりする関係かどうか考える
- 同棲や結婚についての考え方に食い違いはないか考える
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
彼女がいない生活を想像してみる
彼女と別れたいと思ったときは、まず別れたあとの状態を想像してみましょう。
別れに強く意識が向いていると、その選択が正しいと思い込むもの。
なかなか、実際に彼女がいなくなったあとの生活まで考えられないものです。
しかし、そんなときこそ心を落ち着けて未来をイメージしてみてくださいね。
「彼女がいなくなったら、休日はきっと一人ぼっちで寂しいだろうな…」と思ったら、一旦別れは保留しましょう。
「喧嘩もするけど、辛いときや落ち込んでいるとき支えになってくれる人がいなくなるのは辛い…」も同様です。
このような気持ちになったら、別れを踏みとどまるべきだといえます。
「彼女がいなくなっても心が不安定になったりしないし、むしろ清々する」そう思う場合もあるでしょう。
そんなときは、今一度リアルに別れたあとの心境を想像してみてください。
別れたあとに後悔しても、元の関係には二度と戻れない可能性があることを忘れてはいけません。
彼女が自分にとって必要な存在かどうか、何度でもしっかりと考えてくださいね。
仕事などが忙しすぎる状況ではないか考える
あまりにも忙しい状況にいませんか?
仕事が忙しすぎて疲れてしまうと、彼女とデートするよりも寝ていたいと思うこともあるでしょう。
彼女と約束することすら面倒になり「もう別れたほうが楽かも」とすら思うかもしれません。
ただ多忙による場合は、一時的なことの場合がほとんど。
「今は忙しいので、少しデートは休憩」とまずは伝えてみてください。
それで怒るような彼女なら、別れるか距離を置く方が正解かもしれません。
そっとしておいてくれる彼女なら、別れる必要はないでしょう。
自分が彼女の何が嫌なのかしっかり考える
別れたいと思う要因は、大抵の場合彼女に対して何らかの不満があるからでしょう。
別れを決断する前に、彼女の何が嫌なのかしっかりと考えて具体的に答えを出してみてください。
- 価値観や性格、言動など、彼女の嫌な部分を明確に答えられる
- 「何となく不満がある」という答えしか出てこない
もしあなたの中で後者の「何となく不満」という答えが出てきたなら、単に関係がマンネリ化しているだけです。
この場合、別れたあと強烈に後悔する可能性が高いですよ。
どんなカップルにも、一時的に関係がマンネリ化して何となく不平不満が増えてしまうときがくるものです。
そこを乗り越えたら彼女に対する愛情はまた復活するので、別れを選択するべきではありません。
一方で、嫌な部分が許しがたく許容できない場合は別れの選択が正解かもしれません。
許しがたいと思っている時点で、すでに迷いはなくなっているはずです。
ただ、もし改善できる可能性があるなら話は別です。
詳しくは次の項目でお話しします。
彼女の嫌な部分がなくなったら一緒にいられるか考える
彼女の何が嫌なのか考えた結果明確な答えが出てきても、すぐに別れを決断するのはやめておきましょう。
たとえその嫌な部分が許しがたいとしても、一旦は考え直してみてください。
「彼女が欠点を直してくれたら今後も一緒にいられる」そう思えるなら、踏みとどまるべきです。
そして前向きに関係を続けていくために、以下のことを実践してみましょう。
- 彼女に「欠点を改善してほしい」とストレートにお願いする
- 彼女が悪い所を直せるように導いてあげる
あなたが本気で欠点を直してほしいとお願いすれば、大抵の場合は改善しようと努力してくれるでしょう。
ただ、習慣付いてしまっている悪い癖はなかなか直せないものです。
例えば彼女に遅刻癖があるなら、約束の1時間前など用意にかかる時間を計算して連絡してあげるのもいい方法です。
そうして改善へと導くことで、彼女への不満はなくなり別れたいという思いも消えます。
特に「自分では一生懸命やっているつもりでも、見通しを立てるのが苦手で遅刻する」という人もいるのです。
ちょっとしたフォローで改善されることもあるので、2人で工夫してみるのもいいですね。
どちらかが精神的・経済的に依存していないか考える
恋愛において、どちらか一方が相手に依存している状況は良くありません。
依存されて執着される側にとっては大きな負担となるし、当然別れを考え始める要因にもなるでしょう。
また、依存している側もふと自分が情けなくなり、関係を終わらせようかと悩むこともあるものです。
- 彼女が精神的もしくは経済的にあなたに依存している
- 反対にあなたが精神的もしくは経済的に彼女に依存している
このどちらであっても、状況が改善しないなら別れを選んだ方がお互いのためになります。
ただし、改善策があるならしっかりと実践することも大切ですよ。
もしあなたが彼女に依存しているなら、仕事に懸命に取り組み、精神的にも経済的にも自立を目指せばいいだけのことです。
反対に彼女が依存しているのであれば、素直に負担になっていることを伝えましょう。
状況が良くなれば、別れの危機は乗り越えられます。
嘘をついたりつかれたりする関係かどうか考える
あなたと彼女は、お互いが常に正直な気持ちで向き合えていますか?
嘘をついたりつかれたりするような関係性なら、別れを意識するのは当然です。
- 相手に良く思われたいから、等身大の自分を見せずについつい取り繕った状態で接してしまう
- 相手の機嫌を損ねたくないから、本当は友達と飲みに行くのに「仕事」と嘘をついたり、女友達の存在を隠したりする
このような状態からどうしても抜け出せないなら、別れを選択した方が良いでしょう。
小さな嘘をつき続けることで、いつの日か辻褄が合わなくなる日がやってくる可能性もあります。
しかし、勇気を持ってありのままの自分を見せようと思えるなら、絶対に関係を継続すべきですよ。
同棲や結婚についての考え方に食い違いはないか考える
お互いに好きな気持ちがあっても、「将来どうなっていきたいか」という点において食い違いがあると関係を続けていくのは厳しいです。
- どちらか一方が同棲を強く望んでいるけど、一方は今の距離感に満足している
- どちらか一方が「〇〇歳までに結婚したい」「〇〇歳までに子どもが欲しい」と望んでいるけど、一方は結婚願望が全くない
上記のように将来についての考え方が全く異なっていて、両者とも譲れないのであれば、別れを選択するのが最善策と言えます。
特に女性は、出産・子育てを絶対に経験したいと思っている人が少なくありません。
出産については、年齢を考える女性も多いでしょう。
あなたにその気がないなら、関係を続けることで彼女の夢が叶わなくなってしまいますよね。
将来設計が違うなら、情がわく前にそれぞれの道に進んだ方が良いでしょう。
女性版!彼と別れたいと思ったら確認すべきことと考えるべきこと

大好きだったはずの彼氏との別れを急激に意識し始めたときは、まず自分の気持ちとじっくり向き合いましょう。
ここでは、彼氏と別れたいと思ったら確認すべき以下の6つのことについて解説していきます。
- 別れたい原因がカエル化現象ではないか考える
- 自分が彼氏の何が嫌なのかしっかり考える
- 彼氏の嫌な部分は現実的に解決しそうか考える
- 転職や繁忙期など、一時的に状況が変わっただけではないか考える
- 彼に冷静に自分の意見を伝えたことがあるか考える
- 周囲と比べ過ぎていないか考える
別れたあとで後悔しないために、ぜひ実践してみてくださいね!
別れたい原因がカエル化現象ではないか考える
カエル化現象とは、片思い中は大好きだったのに付き合った途端相手のことを「気持ち悪い」「興味がない」と感じる心理状態のことです。
別れたいと思う原因がカエル化現象なのであれば、もちろん彼氏には全く非はないので、あなた自身の恋愛観を見直した方が良いでしょう。
カエル化現象に陥るのは、圧倒的に女性が多いです。
夢中だった相手を手に入れた瞬間に、不快感を抱いたり無関心になってしまう要因としては、様々なことが考えられます。
- 自分を過小評価しすぎで、「こんな自分を好きになる彼氏は人間性に問題がある」と思ってしまう
- 相手のことが心から好きなわけではなく、恋している自分が好きなため、手に入れた瞬間冷める
- 恋人同士になり彼氏から性的な目で見られ始めることを機に、不快感を感じて存在自体を拒絶してしまう
もしあなた自身該当する点があるなら、別れを急がないでください。
彼氏の良い部分に目を向けるよう努力すれば、恋人同士になれた現状を受け入れられる可能性があります。
自分が彼氏の何が嫌なのかしっかり考える
何となく現状に不満を感じているなら、彼氏のどんなところが嫌なのかしっかりと考える必要があります。
- 「一緒に居ても楽しくない」「気を遣ってしまう」といった不満がある
- どうしても好きになれない彼氏の欠点を明確に言える
前者の場合、彼氏だけに問題があるとは言えません。
あなた自身が彼氏との向き合い方を変えていけば、「楽しい」「ありのままの自分でいられる」と思える可能性があります。
「楽しませてほしい」「本来の自分を引き出してほしい」という他力本願な考えでは、ずっと不満を抱え続けることになりますよ。
積極的に楽しい時間を作り、少しずつでも本当の自分を見せていきましょう。
彼がそれを受け入れてくれたら、モヤモヤした気持ちが晴れて別れたいと思うこともなくなります。
彼氏の嫌な部分は現実的に解決しそうか考える
「彼氏には欠点なんて1つもない」「彼氏は自分にとって完璧な人」そんな風に思っている女性はほぼ存在しないでしょう。
誰しも欠点があるのは当然なので、嫌な部分が現実的に解決しそうかどうかで最終的な決断を下すべきです。
- 何度も「改善してほしい」とお願いしてきたけど、一向に直らない
- 今現在、悪い部分を改善しようと努力してくれている
前者の場合、彼はあなたのために自分を変える気がないのでしょう。
今後もずっと彼の嫌な部分に苦しめられ続ける恐れがあるので、別れを選ぶのがあなたにとっては最善です。
しかし、あなたのためにダメな部分を改善しようと頑張ってくれているなら、別れを急ぐべきではありません。
解決する見込みは十分にあるし、何よりあなたへの愛情がとても強い証拠だからです。
今の状況で彼を手放したら、激しく後悔する可能性が高いですよ。
転職や繁忙期など、一時的に状況が変わっただけではないか考える
自分の置かれている状況や環境がこれまでと大きく変わってしまうことも、別れを意識し始める大きな要因です。
男性のところでもお話しした通り、あまりに忙しいと恋人のことを考える余裕がなくなるころもあります。
- 転職したり仕事が繁忙期なため、デートや連絡の頻度が減少した
- 資格取得などの新しい目標ができて、コミュニケーションを取る機会が減った
上記のような状況は一時的なもので、いずれは落ち着きを取り戻します。
ですので、別れに踏み切るのはやめておいた方が良いでしょう。
自分のことに集中したいことを彼氏に話して理解をしてもらいましょう。
一方、彼が新しい環境で頑張っているなら、あなたはそのことをちゃんと理解し支えてあげるべきです。
できれば、不平不満も言わない方が良いでしょう。
状況が落ち着いたときにまだ別れたい気持ちがあるなら、忙しさではなく他のことが原因であなたの気持ちが彼から離れたと考えられます。
そのときは再び別れの原因を探って、ベストな答えを出しましょう。
彼に冷静に自分の意見を伝えたことがあるか考える
彼への不満が積もり積もって、ときには感情的になって自分の気持ちをぶつけてしまうこともあるでしょう。
その結果、「もう付き合っていけない」「別れたい」と思うのはよくあることです。
そんなときには、彼に冷静に自分の意見を伝えたことがあるかどうか振り返ってみてください。
次のような状態だと、あなたの「分かってほしい」という気持ちは絶対彼には伝わりません。
- 自分の気持ちを理解してほしい気持ちが強すぎて、意見を押し付けるような強い口調になってしまう
- 彼に意見を言うときは、感情が昂って泣いたり怒ったりしてしまう
男性は、責め立てられてると感じると心を閉ざしてしまうものです。
人によっては「別れたい」とまで思う人もいるでしょう。
同じ意見を言うにしても、感情的になって伝えるのと、冷静に淡々と伝えるのとでは180度効果は違ってきます。
「分かってくれない」と嘆く前に、伝え方を振り返り改善してみましょう。
そうすれば、不満を感じにくい良好な関係を築くことができます。
周囲と比べ過ぎていないか考える
女性の場合、ついつい友達の彼氏と自分の彼氏を比較して「羨ましい」なんて思ってしまうことも少なくないでしょう。
身近な人の恋愛と比較し過ぎるのも、「もっと他にいい人がいるかも」「別れるべきかも」という思考になる原因です。
周囲と比べた結果別れを選択した場合、後悔する確率の方が圧倒的に高いですよ。
その理由は、以下の通りです。
- 他の男性を見てもいまいちピンとこなくて、「やっぱり彼がよかった」と思う
- 新しい恋人がなかなかできず、寂しくなって「別れるべきじゃなかった」と思う
このように、失って初めて彼の良さや存在の大きさに気がつきます。
また、他の男性との出会いを求めて別れた場合は、当然「復縁を迫っても断られる」と覚悟しておかなければいけません。
周りと比べたりせず、自分にとっての幸せが何なのか明確にしておくことが大切ですよ。
考えがまとまったら、実際に別れる前に試してみるべきこと

自分自身としっかり向き合い「別れたい」と思った原因を追究したあとは、完全に別れる前に以下のことを試してみましょう。
- 相手と1度きちんと話し合う
- 1ヶ月~3ヶ月程度冷却期間を設け、その後もう1度話し合う
- お互いを知っている友人・知人に意見を求める
しっかりと話し合いを重ねて、更に第三者の意見も取り入れることで「本当に別れるべきかどうか」その答えが見えてきます。
では、上記の項目について順に詳しく解説していきますね!
相手と1度きちんと話し合う
別れを決断したとき、絶対にやってはいけないのは一方的に音信不通になったり、フェードアウトすることです。
関係を勝手に終わらせるのではなく、1度きちんと話し合う場を設けましょう。
そのためには次の2つのポイントを押さえておいてくださいね。
- 別れたいと思った理由を正直に伝える
- 自分の考えを話した上で、相手がどう感じたか、どうしていきたいかを聞く
この時点で、相手がすんなり別れを承諾する場合もあるでしょう。
しかし多くの場合、どちらも別れに対して前向きであることは少ないし、別れを告げられた側は簡単には呑み込めないものです。
そういった場合の解決策を、次に紹介していきますね。
1ヶ月~3ヶ月程度冷却期間を設け、その後もう1度話し合う
もし相手が別れを受け入れられない状態なら、1ヶ月~3ヶ月程度の冷却期間を設けましょう。
そして、その後もう1度しっかり話し合うことが大切ですよ。
冷却期間を設けるときの注意点は、以下の通りです。
- 距離を置いている間は、お互いに一切連絡を取り合わないこと
- 距離を置くのは別れるための冷却期間ではないこと
- 「お互いにとって最も良い関係性は何なのか」を考えるための冷却期間という共通認識を持つこと
この期間内で、相手はあなたと「別れた方が良い」と思う可能性があります。
また、逆にあなたは距離を置く中で「もう一度向き合いたい」と考え直す場合もあるでしょう。
それぞれに冷却期間前とは違った考えに至るケースがあるので、お互いに納得できる答えを出すためにもう1度話し合う必要があるのです。
特に喧嘩やすれ違いが多いカップルは、冷静になるためにも冷却期間は必要不可欠なので、ぜひ別れを急がず実践してくださいね。
お互いを知っている友人・知人に意見を求める
「自分の中では別れたい理由は明確だけど、それでも心の中にまだ迷いがある…」
そんな場合は、お互いを知っている友人・知人に次のような意見を求めてみましょう。
- 客観的に見てあなたと恋人が性格的に合っているか合っていないか、正直な意見を聞く
- あなたの今の心境を話した上で、別れた方が良いかそれとも関係を続けるべきかアドバイスをもらう
第三者からの意見には、これまで自分自身が気づかなかったハッとするような答えが含まれているものです。
もしあなたが思ってもみなかった意見を言われても、否定せず受け止めましょう。
そしてその意見やアドバイスを参考に、再度別れるべきか考えてみてくださいね。
また、別れるか別れないかの最終決断をするのは当人同士なので、友人・知人に委ねすぎるのもNGですよ。
これはすぐ別れるべき!自分の身が危険な場合は終わる方が良い

恋人と別れたいと思ったとき、すぐに行動に移すのではなく「本当に別れるべきか」じっくり考えるのはとても大切なことです。
しかし、このような場合は迷ったり考え込む必要はなくすぐに別れるべきでしょう。
- 相手がモラハラ傾向
- 相手からDVの被害を受けている
- 相手が浮気の常習犯
- 相手に多額の借金があり、常に金銭を求められている
- アルコールやギャンブル依存などがある
ここでは、上記5つのすぐ別れるべき恋人の特徴について見ていきましょう!
相手がモラハラ傾向
恋人がモラハラ気質の場合、そのまま関係を続けているとあなたの精神はボロボロの状態に追い込まれてしまいます。
モラハラ傾向がある人の恋人に対する接し方の特徴は、以下の通りです。
- 人格を否定する
- 常に上から目線で接する
- 恋人の意見を絶対に受け入れず、激怒することすらある
モラハラを受けている側は、責め立てられ続けているうちに「自分に問題がある」と思い込んでしまうことがあります。
特に恋愛にのめり込むタイプの人は、恋人にどれだけひどいことを言われても鵜呑みにしてしまいがちです。
しかし好きな人を傷つける言動をとるなんて、本来はありえないことですよ。
少しでも「おかしい」「言いすぎ」と感じるなら、絶対に別れを選択しましょう。
相手からDVの被害を受けている
もしあなたが恋人からDVを受けているという自覚があるなら、今すぐにでも離れるべきです。
男性でも女性でも、人に手を挙げること自体が間違っています。
「暴力を振るわれるようなことをした自分が悪い」「本当は優しい人だから…」なんて思っていませんか?
「自分がそばにいてあげないと、この人はダメになる…」というのも間違いです。
恋人からDVの被害を受けているのに関係を続けている人は、このような心理状態に陥っているケースが多いです。
しかし、自分自身の体も心も危険な状態にさらされていることを、しっかり自覚しなくてはいけません。
どんな理由があっても、人に暴力を振るうことは間違っています。
相手が浮気の常習犯
「何度も浮気がバレてるのに、やめてくれない」「恋人が複数の人と関係を持っているけど、見て見ぬふりをしている」場合も別れましょう。
もしこのような状況なら、このまま付き合い続けても相手の浮気癖が改善されることはないでしょう。
浮気をしている側は、多くの場合罪悪感を感じていません。
むしろ罪悪感を感じることさえも、スリルとして楽しんでいる可能性が高いです。
そんな人と付き合い続けても、あなたにとってメリットは全くと言っていいほどないでしょう。
- 相手が浮気をするたびに傷つく
- 相手が「浮気しているのではないか」と常に気になって、仕事など日常生活に支障をきたす
- 浮気相手の情報を探ったり、証拠集めをしたりなど労力を使って自分の時間を無駄にする
上記のように、デメリットしかありません。
この世界には、全く浮気をしない人はたくさんいます。
浮気の常習犯に固執するのはやめて、もっとシンプルに幸せを感じられる恋愛をしてくださいね。
相手に多額の借金があり、常に金銭を求められている
「恋人から借金の返済目的で金銭を要求される」これはどう考えてもおかしなことです。
多額の借金を背負ってしまうのは仕方のないことですが、それを恋人に手助けしてもらおうと思うのは普通ではありません。
また、そういったことが平気でできるのは、あなたへの愛情がない証拠でもあります。
実はお金目的で近づいてきていることもありますし、「自分に心底惚れ込んでいるから、何でもしてくれる」と思い込んでいるかもしれません。
完全にあなたに寄りかかっているだけなのでしょう。
借金の返済が終わったら、音信不通になったり別れを告げられる可能性も大いにありますよ。
あなた自身が経済的にも精神的にもボロボロになってしまう前に、縁を切りましょう。
アルコールやギャンブル依存などがある
アルコールやギャンブルなどの依存症の場合は、別れたほうがいいでしょう。
「見放すことはできない」「私が直したい」と思うかもしれませんが、個人の力で改善するのは大変困難です。
自分自身ではコントロールできないのが依存症なので専門医の診断や治療が必要になります。
お酒やギャンブルのせいで会社を休む、交友関係に影響を及ぼすなどの傾向があったら、個人が支えるのは大きな負担です。
結婚して治るものでもありません。
自分自身の人生にも支障が出るリスクが高いので、借金同様別れを選択したほうがいいでしょう。
まとめ

恋人と別れたいと思ったときはすぐに決断を下すのではなく、まず様々な視点から「別れるべきか」「関係を続けるべきか」考えることが必要です。
今回の記事の内容をまとめたので、ここで再確認しておきましょう。
- 「別れるべきケースか」「別れない方が良いケースか」を慎重に考える
- 男性が彼女と別れたいと思ったら様々な視点から2人の関係を見直す
- 彼女がいない生活を想像して寂しいと思ったら別れない方が良い
- 多忙すぎる場合は落ち着くまで待つ
- 彼女の嫌なことがなくなったら一緒にいられるか考えることも大事
- お互いに依存しているなら改善を試みる
- 嘘をつき合う状況から抜け出せないなら別れたほうがよい
- 結婚や同棲など将来設計が違うなら別れを選択する
- 女性は自分の気持ちとしっかり向き合ってみることが大事
- 別れたい原因がカエル化現象の可能性あり
- 彼氏の嫌な部分を考え、改善されそうなら別れない
- 周囲と比べ過ぎていたら、自分の幸せは何か明確にする
- 恋人と話し合って冷却期間を置き、もう一度話し合う
- 共通の友人知人に意見を求めるのもあり
- 「モラハラ」「DV」「借金」「依存症」など場合は、すぐに別れる
最も大切なことは、別れて本当に後悔しないか考えてみることです。
特に、感情的になってしまっていたり、相手の嫌な部分にばかり目を向けている状態だと、別れたあとのことをリアルに想像しにくいでしょう。
もしも別れを選択したあとは、「これで良かったのか…」と考え込まないようにしましょう。
自分の決断を信じて、前向きな気持ちで次の恋へと進んで下さいね!